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配当金って?
配当って?

 株式会社は利益を上げると株主にそれを分配します。その分配された利益のことを配当といいます。

 ただし、利益が出ていないと、「無配」といって、配当がない場合もあります。

配当をもらうには?

 会社にもよりますが、決算月にそこの株を持っているともらえます。

 具体的には、3月決算の場合、3月末時点の株主に権利があります。 

 中間配当を行っている会社は、中間決算の月にも配当がもらえます。

 具体的には、3月決算の場合、9月末時点の株主も配当がもらえます。

 1年間株を持ってると、年に2回配当をもらうことになります。

 (注)株式は通常、取引をした日から、その日を入れて4営業日後の受渡しになります。

  決算月の場合は決算日には受渡しをしないことになっていますので、期末に株主に

  なるためには1日ずれて決算日の5営業日前に買う必要があります。

どうやって受け取るの?

 株主総会が終わると、会社から配当金の連絡が届きます。郵便小為替が送られて

 くるのが一般的です。自分の銀行口座への振り込みも可能ですが、手続きが必要です。

配当の種類

 普通配当・・・一般的な配当です。

 特別配当・・・一時的な増配です。(例)今期は利益が多かったが来期以降は不透明。

 記念配当・・・東証一部上場記念、設立30周年記念等の一時的な増配です。

 中間配当・・・例えば、3月決算の会社が3月と9月と年2回配当を行う場合です。

配当の状況

 無配・・・会社の業績や方針等で配当を行わないこと。

 復配・・・無配だった会社が配当を再開すること。

 増配・・・前の期より配当を増やすこと。

 減配 ・・・前の期より配当を減らすこと。

配当性向

 利益のうち、いくら配当に回されているかが分かります。例えば、配当性向20%であれば、

 当期利益のうち、20%が配当に回されます。

 配当性向が高ければ高いほど、株主に利益が還元されます。

 配当性向が低かったり、利益があるのに配当をしない会社はその利益を次の投資に使い

 さらに会社を大きくしようとします。設立間もない場合は配当をしないで投資に回したりします。 

配当利回り

 株価に対する年間配当金の割合を示します。1株あたりの年間配当金額を、現在の株価で割って

 求めます。