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株     を     買     う     に     は     ?
事     前     準     備

 ■お金を用意しよう!

 当たり前と言えば当たり前ですが、株を買うにはお金が必要です。

 そこで、いくらのお金を投資に使うかがポイントになります。

 基本的に、投資に使うお金は「余裕資金」で「少額」で始めてみると

 よいでしょう。松井証券は10万円以下、丸三証券は20万円以下の

 取引については手数料が無料になっていますので、そのあたりから

 始めるのもいいかもしれません。

 ■ネットバンクを開設しよう!

 株を買うには証券会社に口座を開設し、その口座にお金を入れなければ

 なりません。そこで、通常は自分の取引のある銀行から証券会社の指定

 口座に振り込むのですが、振込手数料って高くないですか?銀行まで

 振り込みに行くのって面倒じゃないですか?そこで活用するのが、ネット

 バンクです。大手の銀行で3万円以上の振込を行うと、630円かかります。

 それがジャパンネット銀行だと262円、イー・バンクだと160円で済んでしま

 います。この差は大きいですね。しかも、家にいながら出来てしまいますから。

 証券会社によっては指定した銀行からの振込手数料を無料にしている

 場合が多いのですが、ネットバンクではジャパンネット銀行が指定されて

 いることが多いようです。

 ■20万円以上で始められる方へ

 「少額」ではなく、100万円でスタートされる

 場合や、どうしても欲しい会社の株が20万

 円以上だったという場合は、手数料・ツール・

 モバイル対応・安定性等、総合的に見て、

 イートレード証券がオススメです。

 手数料が50万円までは472円、100万円までは

 840円という業界最低水準になっています。

口     座     開     設

 株を買うには、まず証券会社に口座を開設する必要があります。このHPではネット証券

 限定で紹介します。ネット証券の口座の開設手順は次のとおりです。

 1.証券会社のHPで口座開設のページから必要事項を記入し送信します。

 2.数日後、証券会社から口座開設の申込書が送られてきます。

 3.申込書は口座開設時に記入したものがあらかじめ印字してあります。

   (印字されていない証券会社もあります。)

   特定口座/一般口座、信用取引の有無について記入、押印して返送します。

   (特定口座/一般口座については下で説明しています。)

 4.配達記録(書留)等で証券会社からID、パスワードが送られてきます。

 5.証券会社指定の口座にお金を振り込みます。証券会社にもよりますが、その日か

   次の日に、自分の証券会社の口座に振り込んだお金が反映されます。

 6.口座にあるお金の限度で株を買うことができます。

 ※ネットで申し込んでから口座開設まで通常1〜2週間かかります。

 ■ネット証券の利点

 ・手数料が安い!

  電話や対面取引と違って人件費や店舗費用が

  かかりません。そのため、手数料が安い!

 ・いつでも注文できる!

  仕事をしている人は日中注文ができませんが、

  夜や朝にネットから注文できます。モバイル

  対応だと、携帯からも注文できます。

 ・ツールが使える!

  証券会社によって違いますが、アナリストレポ

  −トや各種分析ツールが無料で使えます!

特     定     口     座

 ■特定口座

 株の売買益については確定申告をする必要がありますが、それを簡単にする方法があり

 ます。それが特定口座です。特定口座で口座を開設すると、年間の取引(取得日・取得費・

 譲渡損益)の管理を証券会社がしてくれます。

 ■特定口座(源泉徴収あり)

 「源泉徴収あり」にしておくと、確定申告の必要はありません(損失を繰り越す場合は必要)。

 取引毎に税金分が差し引かれ、証券会社が納税してくれます。

 ■特定口座(源泉徴収なし)

 証券会社が作成してくれた年間取引報告書をもとに確定申告をします。この場合、税金は

 自分でするようになります。確定申告の期限・納税の期限は毎年3月15日です。

 ■一般口座

 年間の取引についての書類の作成、納税を全て自分でしなければなりません。

 確定申告や納税って面倒ですよね。その手間を

 省くために特定口座(源泉徴収あり)にしておくと

 楽チンです。

売     買     単     位

 新聞やHPにトヨタの株が4,000円と書かれていたとします。では、トヨタの株は「4,000円」を

 出せば買えるのかといえば買えません。なぜでしょう?株には銘柄ごとに売買単位が決まっ

 ており、最低購入単位があるのです。トヨタの場合は100株単位となっており、4,000×100で

 40万円のお金が必要となります。では、株の最低購入単位はどこで調べたらいいでしょう?

 これは証券会社の口座やYahoo!ファイナンス等で調べることができます。

 株の売買単位は1〜1,000株です。
ミ     ニ     株

 トヨタの株を買うには40万円が必要でした。ですが、株を買う資金としては10万円しかあり

 ません。諦めないといけないでしょうか?「ミニ株」という売買方法もあります。これは1/10の

 単位で株が買えるものです。証券会社によって取り扱っていなかったり、ミニ株では買えな

 い株もあり、いろいろとデメリットな部分があります。このHPでは詳しい説明は控えます。

 
指   値   注   文   ・   成   行   注   文

 さて、口座も開設し、購入する株も決めたとします。どうやって注文したらよいでしょうか?

 株の注文方法としては一般的に2種類あります。「指値注文」と「成行注文」です。指値注文

 とは自分で購入金額を指定します。例えば、前日のトヨタの株価が4,000円だったとします。

 4,000円で買いたいと思ったら、「4,000円」と金額を指定して注文します。これが指値注文で

 す。成行注文とは例えばいくらでもいいからどうしてもトヨタの株が欲しい場合、株の取引

 開始直後の値段で売買する注文です。それぞれの注文を出して、その日の始値が4,050円

 だったとします。指値注文は4,000円だったので買えません。成行注文は4,050円で買うこと

 ができました。株の取引には需要がありますので、一日に値幅の変動があります。その日の

 取引中に4,000円になった時に指値注文が効力を発して指値注文の人は株を買うことができ

 ます。ただ、売る数と買う数が一致しない場合、例えば4,000円で売りたい株数が1000株あり

 4,000円で買いたい株数が5000株あったとします。この場合、1000株だけ売買が成立します。

 注文時間や証券会社によって売買の順番が決まるので、4,000円になったからといっても

 買えない場合があります。

 証券会社によっては、逆指値注文等も

 あります。

取     引     手     数     料

 株を買うには株の代金と手数料が必要になります。この手数料については証券会社で異な

 ります。ネット証券では500〜1,000円が平均的な手数料です。例えば、トヨタ株を40万円で買

 ったとします。手数料が1,000円の場合、自分の証券会社の口座から401,000円が引き落とされ

 ます。この手数料は買う時と売る時にかかるので、トヨタ株を40万円で買って40万円で売った

 場合は手数料の2,000円が損となります。株の売買益を狙っている人は最低でも手数料以上

 の値段で売らないと損をすることになります。また、指値注文や成行注文で手数料が異なる

 証券会社もあります。売買が成立しなかった場合は手数料は取られません。

 手数料比較のページを参照してください。