投資戦略  カーブフィッティングの罠

過去、ブログに掲載したものを加筆修正したものです。



■カーブフィッティングとは

簡単に言うと、過剰な最適化である。


誰でも損はしたくない。だから、どうやったら儲かるシステムができるか考える。

10回トレードして、8勝2敗するシステムがあったとする。

このうちの1敗の負けが大きく、トータルの損益はマイナスになったとする。

あなたなら、どうする?

そう、その1敗のトレードをしないようにパラメータを調節し、最適なものにする。


これがカーブフィッティングの始まりである。


■カーブフィッティングの罠

情報商材のシステム販売に特に多いが、年利○○%!!サブプラショックでも大儲け!!

みたいな感じで書かれているが、これを真に受けて、飛びついてはいけない。


過去を知っている現在において、過去のデータをいじればいじるほど、

簡単に高年利のシステムが完成してしまうからだ。


例えば、昔の分割バブルのときに、分割発表日前に買いを入れるシステムを作れば想像がつくだろう。

分割バブルでライブドアが10倍ぐらいになったかな?

10倍ってことは、その銘柄に全資金をレバ3倍でつっこめば、当然、結果上は30倍になる。

元手が350万円あれば、簡単に1億円儲かるシステムができる。


(受け渡しに2ヶ月とかストップで買えないとかのツッコミはなしでw)

これは極端な例だが、要は損する局面で売買しない、利益が出る局面でしか売買しないように、

条件式をどんどん増やせば、いくらでも見た目はすごいシステムは出来てしまう。


だから、情報商材なんかの高年利システムなんて、手を出してはいけない。

自分で作る場合も高勝率・高年利なシステムが出来たら、カーブしてないか、疑うことが大事。

個人投資家の多くは逆張りである。逆張りはカーブフィッティングの罠にかかりやすいので、

気を付けましょう。