投資戦略  ロスカットは必要か

過去、ブログに掲載したものを加筆修正したものです。



■ロスカットは必要か

私のシステムには「ロスカット」の設定はない。

あれ?ブログに損切りって書いてなかった?と思う人もいるかもしれないが、正確には「損切り」ではない。

負けトレード=損切り、と書いているだけです。分かりにくいか・・・。

ブログのどこかに定義を加えておきます。

例えば、「買値から損益が−5%以下で撤退」みたいなのが、「ロスカット」ルールなのかなと個人的に思っている。

人によって定義が違うので、違ってたらすいません。

あるいは、「建日から30日経過で利食い条件にならなかったら撤退」みたいなのもロスカットなのかもしれない。

今あげた2つのようなルールは私のシステムにはない。

個人のシステムトレーダーって斉藤氏の影響を受けすぎていて、

おそらく、イグジットルールは

@○%の含み益で翌日手仕舞い、

A保有期間○日経過で翌日手仕舞い

みたいな感じに設定しているのではないか?


これに

Bいくらマイナスになったらロスカットっていうルールを加えたものをバックテストして、

最大DDが下がったぜ、期待値上がったぜ、ヤッホー(ノ^∇^)ノーーって感じで、

喜んでいるのではないか?


これは大変危険である。

イグジットを最適化しただけに過ぎないからだ。


ロスカットはそれを取り入れることによって、別の問題が発生するので、取り入れずにバックテストすることが

大事であると考えている。